「あ~ぁ、もう花びら開きすぎちゃってて、このチューリップダメだね~」
と、背後からおばちゃんの声。。
「よくいいました、その顔で!」と、
綾小路きみまろさんが登場して、
は誰も言っていません。。
僕は思う。
花の美しさは、
花びらや色の美しさではない。
その短命を懸命に生きる姿こそが、
真の美しさである。
そして、真の美しさをみる人間の心こそが、
まことの心であると。
ぼくは、そのチューリップに、まだ美しさをみた。
< Tamron 90mm macro F2.8 / F4.0 +1.0補正 >
花の美術館にて
生命のあるものには、必ず生きようとする力が存在している。
それが新しかろうが、残りわずかだろうが、尊いことには変わりない。
そして、その尊さの基準に、己の価値観をいれてはならない。
ただし、そのことを認識さえしていれば、自分の価値観で物事の
判断を行うことには意義がある。だから、開きかけのチューリップ
だけが好きならば、好きという世界が存在してもよい。
開く時期を待ちわびて。。。
ポピ~のつぼみ、毛むくじゃらの3姉妹たち。。
< Tamron 90mm macro F2.8 / F3.5 +0.7補正 >
花の美術館にて
決して美しい写真ではない。
ただ、ものすごい生命の息吹を感じる。
それが、僕にはとてつもなく美しい。。
美追いさんぽ。